日本でもコワーキングスペースが年々増加しています。
ソフトバンク傘下のWeWorkなんかが有名ですね。
フリーランス向けにコワーキングスペースのイベントやセミナーも開催されています。しかし、いまいち盛り上がりにかけている気がします。
大手企業やスタートアップは利用したり入居したりはしているんですが、フリーランスが活用しているイメージがあまりありません。
コワーキングとは(Wikipediaより)
コワーキング(Coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。通常、在宅勤務を行う専門職従事者や起業家、フリーランス、出張が多い職に就く者など、比較的孤立した環境で働くことになる人が興味を持つことが多い。
コワーキングは独立して働きつつも価値観を共有する参加者同士のグループ内で社交や懇親が図れる働き方であり、コスト削減や利便性といったメリットだけではなく、才能ある他の分野の人たちと刺激し合い、仕事上での相乗効果が期待できるという面も持つ。
そこで、フリーランスの方々にコワーキングスペースについて聞いてみました。入居は費用面などでハードルが高いので「ドロップイン(短時間利用)」についてです。
Q.あなたが思いつく「コワーキングスペースのドロップイン(1時間単位利用等)を使わない理由」を教えてください。逆に「使う理由」があればそれも教えて欲しいです。
【使わない派】
・わざわざそこに行かないといけないってのはデメリットな感じなので行きません。
・誰がいるかもわからないところにドロップインしても、コワーキングできるか分からないので。
・雰囲気じゃない? コワーキングにいくと、仕事してるって雰囲気があるから。僕は逆にあの雰囲気が嫌い。
・個人情報を取り扱うときに人の目が気になるから使いません。
・コスパです。ライターですが一本4000円の案件執筆で1時間500円なら一本当り500円差っ引かれると考えれば某クラウドソーシングより高い手数料ってことですし。自宅が一番と思ってます。
・カフェ派ですね。意外に集中でき、回りの人も気にならないし、コーヒー一杯で時間制限ないし。ライティングだけでなく、その他いろんな仕事も、そのまま継続してできるから、助かってます。
・広め(スペース)のスタバで事足りるから?
・スタバ・マックが慣れているからかなぁ。コワーキング契約してても無意識にスタバ使ってしまう。
・一人ならカフェで十分で、打ち合わせで広いスペースが必要な時には使ったりしますね。
【使う派】
・カフェよりも空いてるし、Wi-Fi環境も充電環境も整ってて、何より机が広い。あとカフェだと怪しいABCの方々の声が気になって気になって、、、。
・海沿いとか、山の中とか、温泉地とか、環境を変えて仕事をしたいときには、地方のコワーキングスペースを使うこともあります。
・そこに自分が会いたい人がいるからいきます!創造的な対話を求めていく気がします。自分のための空間がほしいなら、カフェでいいです。
ドロップインの場合「カフェで事足りるし、利便性が悪い」が多いみたいですね。フリーランスでもいろんな方がいるので、これが全てではありませんが、おおむねこんな考えのようです。
コワーキンスペースの最大の魅力は「コワーキングできる」ことなので、それが望めないと利用する理由があまりないのかもしれませんね。
ちなみに、WeWorkのビジネスモデルはコワーキングというよりは不動産。
オフィスをおしゃれに改装して、それを企業が借りる。
レオパレスみたいに、家具・家電・ネット環境等の全てが揃ってるから事務所を新設する時のコスト・時間が削減できるメリットがあります。
退去する時も原状回復がないので、簡単に退去もできます。
ドロップインでコワーキングできる仕組みがあれば積極的に活用したいですね。
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